【スポーツクラブのスタッフには色々なタイプがいる】私が見てきた変わり者のスタッフ達

      2017/09/21

以前私は千葉県の某大手スポーツクラブのフロントスタッフとして働いていた40代の女性です。スポーツクラブという所は専門性の高い業種ということもあるのか、なかなか面白い人たちが集まります。そこで出会った印象に残っているスタッフを紹介してみたいと思います。

プロテインが主食!?というような筋トレ大好きスタッフ

その方は通勤してくるといの一番にプロテインをシェイクしていました。なぜ出勤してきてすぐにプロテインを飲むのか聞いてみると、「カタボリックに打ち勝つためさ。」と爽やかに答えられていたのを覚えています。カタボリックとは筋肉を分解してエネルギーを作り出す状態のことですね。

他にも食事の間隔を4時間以上は空けたくないと言っては、プロテインを飲んでいました。彼はスポーツクラブ以外では働けないのではないでしょうか。ちなみにその彼はやっぱり筋力トレーニングが大好きで、ボディービルダー雑誌が愛読書のムキムキ君でした。

その彼はメインの食事の時はどうかというと、あまりしっかりしたご飯を食べてはいませんでした。おにぎり数個で、あとはプロテインとサプリメントという食事で、偏りがすごかったです。それもこれも全てカタボリックに打ち勝つためなんでしょうね。

フィジカルのすごいバスケ女子

学生時代にバスケットボール部に所属していた身長170cmくらいの女の子がいました。彼女はさすが運動部ということもあり、女性スタッフの中でもピカイチの体力でした。スポーツクラブのスタッフイベントで握力測定があったのですが、彼女は握力40kgを超えていました。数字は覚えていないのですが、垂直飛びもかなりの高さを記録していました。

そんなバリバリの身体能力を誇る彼女なのですが、普段はかなりの天然キャラでした。男性トイレに入ってしまうことは3回はありました。背が高いので遠くにいてもトイレに入って行ってしまうのがフロントからもよく見えました。

身体能力は素晴らしく、性格はちょっと抜けている彼女はスポーツクラブのお客さんにも人気がありました。やはり人間の魅力の一つはギャップなんですね。ただカッコいいだけでなく少しアホなところがある、美人だけど臆することなく変顔できる人なんかはすごく素敵ですよね。

トレーニングジムで働いているのにマッチョ嫌いな女性スタッフ

その女性スタッフはパーソナルトレーニングでボディメイクコースを指導していたり、筋トレ系のスタジオプログラムを担当していたのですが、ムキムキ系の男性客を見たりボディビルダートークを男性スタッフがしていると完全に引いていました。なので一番初めに紹介したプロテインが主食のスタッフとは属性が真逆ですよね。趣味の話がかみ合わないのは言うまでもありません。

そのスタッフになぜ、マッチョが嫌いなのにマッチョを作るボディメイクコースをやってるんですか?と聞くと、「高重量で苦しんでいる彼らの顔を見るのが楽しい。」というドSさんだったのです。もちろん本人も自分自身でトレーニングしているくらいだったので、筋トレ自体は好きでやっているのでしょうが、その他の理由もあると聞いたときは吹き出してしまいました。

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