【筋肉痛はトレーニーの努力の証】翌朝の痛みを愛してやまない 男の話

      2017/09/21

筋肉痛は初めは苦しみしか感じない

私は宮城県仙台市に住む30代後半の営業マンだ。私を含め筋肉を育てることを目標にしているトレーニーの多くは、トレーニング翌日にくる筋肉痛が何とも心地いいだろう。だが初めのうちはこの筋肉痛が苦しかったのをいまだに覚えている。おそらく一生忘れることはないだろう。

まず寝起きにすぐに筋肉痛は顔を出す。ベッドから起き上がるときに腹筋まわりが悲鳴を上げるのだ。「な、なんだこの尋常じゃない痛みは!?」「あ、そうか、昨日慣れないトレーニングをジムでしたんだった。クランチきつかったなー」てな具合に思い出す。そこから日常生活の中でいたるところに筋肉痛を感じ始める。

階段を降りるときには太ももに筋肉痛、何かを持ち上げるときには腕に筋肉痛、姿勢を正すときには背中や胸に筋肉痛である。普段は意識していない様々な部位が筋肉痛になっているのだ。しかしこれらは徐々に治まってきて、同じ内容のトレーニングをしても筋肉痛にはならなくなってくるものだ。そこら辺から筋肉痛への寂しさを感じ始める。

現在はこんな時に筋肉痛を感じて喜ぶ

私は2児の父親であり子育てに積極的に参加しているのだが、子供を抱っこしたときなどよく子供に胸板をたたかれる。その前日にベンチプレスなどで大胸筋を追い込んでいると、胸をたたかれた時の痛みがすごい。心の中で「こんなに筋肉痛が出てるよー!」と舞い上がっている。でも痛いものは痛いのだが。

次に車の運転中でも実は筋肉痛を感じやすい。あんなジッとした姿勢であるにも関わらずどこかしらが痛いのだ。最初はどこの筋肉が痛むのかよく分からなかった。しかしよく体の部位を意識してみるとそこは広背筋であることに気づいた。なぜ背中が痛むのか、おそらく姿勢をキープする際に広背筋が使われるのであろう。シートに座った姿勢をキープする役割を果たしているわけだ。

それと同時にハンドルを操作する際には大胸筋が痛むこともある。腕を前に出しハンドルを回す動作で胸を巻き込むのだろう。カーブの際に筋肉痛を味わいながらニマニマしてしまうと、対向車の方からすごく怪しく見えてしまうのでご注意いただきたい。

筋肉痛を求めている=マゾ??果たしてM男の方が筋トレに向いているのか

こういう発言をしているとトレーニーはマゾだとよく言われる。それは実際どうなのだろう?確かにトレーニング自体は苦しいもので、その行為を自分から進んでやりにいく。また今までの発言の通り筋肉痛があると嬉しいと言っていればM男のように思われてしまう。

しかし筋トレはその苦しみを超えた先に理想の自分のボディが手に入る行為だ。それが楽しくて続けてしまうのであるから、MだろうがSだろうがけっきょくは関係がないのである。好きな人が好きになり、嫌いな人は嫌いなまま。それが筋力トレーニングなのである。

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