【中毒になる筋力トレーニング】私生活に影響が出るほどのオーバーワークは回避するべし
2017/09/21
トレーニング中級者以上はクセになる刺激に気を付けよう。
僕はトレーニング歴8年の30代自営業者です。自分で言うのもなんですが、僕はかなり筋トレが大好きで筋トレ中毒者となっている者です。トレーニングを続けている人には分かると思うのですが、筋肉への刺激というものは病みつきになる中毒性のあるものです。しばらくトレーニング期間が空くと、体がウズウズしてきてしまいます。
これ自体は悪いことではないと思うのですが、そこで体に無理な負担をかけるようなトレーニングを行なってはいけません。なぜかというとオーバーワークになってしまうからです。先日も疲れ気味で眠気が1日中あったのですがそれでも、何となくトレーニングしたくなってしまい頑張ってしまったのです。そうしたら、その日の夜寝てから悪寒がしてくるではないですか。けっきょくその日は風邪を引き熱が出てしまったのです。
これは疲れを感じているときにさらに体に高負荷を与えたことにより、普段なら何ともない筋肉痛などが免疫低下を招いてしまいます。そして風邪菌に負けてしまったのです。これはもう完全な筋トレの中毒だと思いしばらく筋トレをお休みしました。しかし私は自営業のため仕事を完全に休むことは出来ずに大変でした。
なぜ筋肉を鍛える行為に中毒性があるのでしょうか?それには脳内の仕組みに原因があります。筋トレで特にオールアウト(限界まで負荷をかける)をすると脳の中ではアドレナリンが分泌されます。筋トレをすると興奮状態になると思うので分かるかと思いますが。トレーニングを終えてシャワーを浴びるときなんかものすごく爽快な気分になります。
まさにその時にアドレナリンがビュンビュンの大放出なわけです(笑)その感覚をもう一度味わいたいというのが筋トレの中毒性なんですね。なのでパチンコ、競馬などのギャンブルに比べれば小さいレベルですが立派に依存してしまうものなのです。海外の刑務所では施設内にトレーニングするエリアがあり、囚人たちの他の(性的、薬物的)欲求を晴らしているそうです。
こんな中毒性が筋トレにあると頭に入れておくことで、マイナス効果になるトレーニング欲求を抑えられます。何度もいいますが、したくなる欲求は基本的には素晴らしいことです、きちんとトレーニングが習慣化されているということですから。
こんな時は筋トレ以外を優先させてみましょう
ここに載せる内容は僕自身が実際にやってしまったことです。これらの行為に身に覚えのある方は行動パターンを振り返ってみてください。ちょっと優先順位がおかしなことになってしまっている可能性があります。
先ほども載せた内容ですが「超回復を気にしすぎる」とすごくストレスになります。中3日くらい空くとどんなに疲れていたり、予定がタイトでも筋トレ効果を逃がしたくないのでジムに行かなくてはと思ってしまう。そのせいで体調を崩したりしては本末転倒なのですが。
次に人との約束に遅れてしまうことです。「どうしてもあと1つこの種目だけやらせて欲しい。いつものルーティンが乱れると気持ち悪い!」とその後に人とのアポを入れているのに筋トレを優先させてしまい、その人を待たせてしまったことがあります。本当に面白くない思いをさせてしまったことを後悔しています。
飲み会の席でもやってしまいました。超回復を逃がしたくなく、飲み会がある日に筋トレしてから出席したのです。その飲み会の席では「筋トレをした日にはお酒を控えた方がいい」という理由で注ぎに来てくれた方のお酒を断っていました。しかも筋トレ後ということもあり眠気も襲ってきます。そんな状態では周囲から見れば飲み会を楽しんでないという様に映ってしまいます。すごくもったいない参加の仕方をしていたなと思います。
これらの体験をもとに今私は、何か大事な用やイベントがある日には筋トレ自体を休むようにしました。超回復のタイミングなどはその時の食事、睡眠によって変わるものですから、筋トレが空いた日数をそこまで気にしなくなりましたし、人に会う時は当たり前ですが早め早めの行動を心がけるようになりました。
飲み会などのイベントも積極的に楽しむために、疲れを残さない行動をとる。そしてアルコールが筋肉に悪いのならその日には筋トレを入れないという調整をしています。というわけで筋トレには中毒性があり知らず知らずのうちにハマってしまうものなので、気を付けていただきたいですね。
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