【インストラクターと仲良くなる方法】元スタジオインストラクターが教えます

      2017/09/22

なぜインストラクターと仲良くなった方がいいのか。3つのメリットをご紹介

僕は元大手スポーツクラブでスタジオインストラクターをしていた者です。スタジオプログラムに参加されている方、ジムで体を鍛えているけどスタジオは未経験でこれから参加してみたいとお考えの方に、インストラクターと仲良くなった方がなぜいいのかという事を3つにまとめて書いてみました。

メリット1、分からないことをすぐに教えてくれる。スタジオのプログラムとはマンツーマンのパーソナルトレーニングとは違い、1対複数なので動きのポイントを的確に理解することが難しいです。そのクラスが終わった後にもし気軽に話しかけられれば疑問が解消でき、次のレッスンからそこを気を付けながら動くことができるようになります。やはりフォームが間違っていると効果は期待できませんからね。

メリット2、参加クラスの主要メンバーになれる。これはどういうことかというと、どんなレッスンの前にも雑談タイムみたいのがあります。インストラクター次第なのですが、そのレッスン内に出てくる動きの解説をしてくれる方もいれば、みんなが緊張せずリラックスして動けるように笑わせてくれる方もいます。そこで質問したり会話に入っていくと、インストラクターから逆に注目されるようになります。

すると一言も話さない方に比べると、色々とお得な情報を教えてもらえたりします。例えば、次回のスタジオイベントの概要だったり、ここの位置に立ってもらえるとあなたの動きが見えやすいですよとか。仲良くなった参加者にはインストラクターも励ましの声をかけたり、動きのポイントを教えたくなっちゃいます。インストラクターも人間ですから、無意識にお気に入りの参加者をひいき目に見てしまうのです。

ただし悲しいことに、初参加であまりにも目立った行為をすると古くからの常連さんの目の敵になることがあります。スタジオ内の慣れた方々と仲良くなった後でも、質問するのは遅くないと思います。

逆に影が薄かったりするともったいないですね。インストラクターは参加者全員が見えているわけではありません。僕がレッスンしていたスタジオは24人が定員の小さなスタジオだったのですが、ぶっちゃけてしまうとそれでも「あれ、この人は今日参加してたっけ?」みたいなことがあります。
となると定員100人クラスの大きいスタジオではむしろ覚えてもらう事の方が難しいでしょう。インストラクターとコミュニケーションをとりながらの方が絶対に楽しいので、自分の存在はぜひ覚えてもらいましょう。

スタジオインストラクターだって普通の人間です

キャリアの長いインストラクターはスタジオ内ですごく格好良くレッスンをしてくれますが、そんな彼らも全員初めの頃は緊張していました。今だに僕はデビューした日のことを覚えていますが、唇が震えて何を話していたか覚えていません。

しかも初めの1年くらいは毎回レッスンの始まる前に下痢をしてました。これは同僚のインストラクターも何人か同じことを言っていました。緊張のあまり開始1時間前になるとお腹がキュルキュル言ってくるのです。下痢をしなくなってからもレッスン前はやっぱり緊張で落ち着きませんでした。なので皆さん、新人インストラクターには優しくしてあげてくださいね。彼らは当たり前にレッスンしているようで、プレッシャーを感じながらも皆さんの笑顔に元気をもらっているのですから。

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