筋トレを始めてから、まわりの人の体型が気になってしまうこの性格
2017/09/23
初めはジムの中にいる他の会員が気になった
昔まだ筋トレとは無縁だったころ、僕は20代前半でまったく他人の体型に興味がなかった。その頃はパチンコにしかハマっておらず、極端におデブの人くらいしか他人の体型は気にならなかった。パチンコ以外の趣味を見つけるために、27歳でスポーツジムに通い始めた。トレーニング自体はまったくの初心者ではなく、高校の頃の野球部ではウエイトトレーニングをよくやっていた。
社会人になると一気に体型が緩むが、それでも休みの日はパチンコ屋でまったく動かない日々を送っていた。関心のあることは目の前のリーチが当たるか否か。そんな27歳でこのままではダメだと悟り、健康的な趣味を持とうとジムに通い始めたのである。
通い始めて数ヶ月が経った頃から、まわりの他人が気になりだした。かなりマッチョな人もいれば、自分がトライしたことがないトレーニングをしている人もいる。腕の太い人がいると「いったい何キロ持ち上げるんだ!?」と気になって気になって、こっそり他人が何キロの負荷でやっているのかマシンを除いていた時もある。
今度はジムの外でも気になりだして
ジムに通い始めて半年以上になると街を歩く他人で、胸板が盛り上がったTシャツを着ている人に敏感に反応するようになった。「あの人はジムでトレーニングしている人だな」とか「この人の筋肉は仕事で手に入れたのか筋トレで作ったのだろうか?」などと考えるようにまでなったのである。力仕事をしている方の腕まわりは太い人が多いため、服を着ているとトレーニングの筋肉か分からないのである。ここまでくると病気?
もとから警戒心の強い性格のため他人の様子が気になる性分なのだが、夏場のごはん屋で隣のテーブルに座る男性の腕まわりの太さを気にしてしまう事もある。そこでお腹が少し緩んでいると妙に安心することもある。なのでパーフェクトボディには少し劣等感を感じてしまうのは正直な意見だ。これは観察力というよりただ臆病なだけな感じがしてしまう。
でもこれらは雄特有の本能というのか、他の雄より優れていたい、でないと子孫を残せないという男性になら誰にでもある性質なのであろう。ということで最初の頃はネガティブな感情を嫌っていたのだが、今はそんな考え方も少し受け入れはじめている。むしろ他人より優れた筋肉を持ちたいという上昇志向は、体を鍛えることには必要なことなんだと思う。パチンコプレイヤー時代よりもよほど人間らしいと思いたい。
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